水上公園しばふ広場

3z4bf5.tumblr.com

「大卒・サラリーマン以外 」っていうZINEをつくりたい(追記2023.06.29)

「大卒・サラリーマン以外 」っていうZINEをつくりたい という気持ちを記録しておきます。

追記(2023.06.29)
1)記事の最後に今後に関するお知らせを加筆しました
2)「インタビューもしくは寄稿をお願いしたい人」に関しまして、現在は正社員で生活していらっしゃってもこれまでの人生の中で「サラリーマン以外」のご経験がある方についての記述を加筆しました。

趣旨

大学卒業のち一般の企業に新卒入社しサラリーマンでい続ける 以外の選択をしてきた人にインタビューもしくは寄稿してもらい、それを集めたZINEをつくる。

目的

人生にはさまざまな歩み方があり、そしてそこに優劣はほんとうはないのだということを分かりたい時に、読む本であってほしい。

大学でて就職といういわゆる”普通”の生き方のほかにもたくさんの道があるけれど、絶対数としてそういう歩み方をしている人はどうしても少ないから、視野が狭くなって忘れてしまうこともある。

 

ここで京都大学のホームページに載っている記事を紹介します。

www.assdr.kyoto-u.ac.jp

これはわたしが浪人生をしていた時から何度も何度も思い出しては読んできたとても大事な記事です。すごくいいことがたくさん書いてある。

これだけの数の人が留年したり、退学したりするということは、留年や退学は、単に個人の失敗としてのみ捉えられるべきものではないということです。つまり、現在の日本の社会において大学というシステムは、一定数の留年や退学を生み出すようにできているものなのだということです。

「卒業しなければ破滅だ」「卒業しなければ生きていけない」というような、極端な悲観的考えを固く抱いている人を見かけることがあります。しかし、後でも述べるようにストレートで卒業し、就職した人も3割ぐらいは3年以内に離職しているのです。留年、中退、退職などは、人生において多くの人が経験するごく普通の出来事です。

続けるという選択を支えている根拠の大きな部分が、やめられないという理由にあるのなら、一度、やめるという選択肢を落ち着いて現実的に考えてみてはどうでしょうか。大学をやめてできることを考えてみましょう。胸の奥やお腹の底から聞こえてくる心の声にじっくり耳を傾けてみましょう。

みなさんの人生の時間は有限であり、貴重なものです。みなさんが有意義な決断をされることを願います。日本の社会の現状において、こうした判断は誰にとっても難しいものです。人生の岐路において、絶対に失敗のない完璧な決断などありえません。迷って当たり前、たじろいで当たり前です。必要ならば一緒に考えていきましょう。それとともに、大学における進路変更がより自由に安心してできるような社会をみんなで実現していきたいものです。

はぁ〜〜〜〜金言。ぜひリンクに飛んで通して読んでみてほしいです。

"...ような社会をみんなで実現していきたいものです" 

もしもZINEを作ることができたら、それはこの一歩になると考えています。

キャリア選択というのは、当然大卒高卒中卒にかかわらないものではありますが、大学を出た人の方が、「新卒カードがあるのに」とか「せっかく高い学費を払って大学を出たのに」とか、就職以外のキャリアを選びにくい側面があると思います。わたしは現在大学生ですが実感としてそう思います。そのため今回の中心は大卒者に据えたいと考えています。

インタビューもしくは寄稿をお願いしたい人

現時点では以下のようなものを考えています。

  • 大学を出て一般的な就職しなかった人
    • フリーター
    • フリーランス
    • 在学中からやっていた仕事を継続
      • アイドル
      • バンドマン
      • 俳優
    • 進学して博士に さらには大学教員に
  • 大学を出て一般的な就職したがその後キャリアを続けなかった人
    • フリーター
    • フリーランス
    • 結婚出産育児介護疾患などで離職した
    • 前職とは全く異なる業界に転職
    • 専門学校や大学など養成機関に入学して新しい専門技術を取得して転職*1*2
    • 自分の店を開業
  • 大学を出て一般的な就職をして継続しているが、副業をしている人
  • 現在は正社員で働いていらっしゃっても、上記のような「サラリーマン以外」の生活のご経験がある人

いま、直接的もしくは間接的に知っている人をイメージしながら項目を出してみました。なんかこういう人がわたしの視界に入っていることでこうやってあげられることができるのはとてもラッキー。わたしが知らないだけで他にももっともっと選択肢ってあると思うんです。就農とか外国移住とか。もっと極端なことを言えば、刑務所に入所退所というキャリアだってある*3

わたしが予備校に通っていた時、地理の授業でスヴァールバル諸島という地域の存在を教えてもらったことがありました。センター地理では、白地図を見て緯度や経度のあたりをつけられることが海鵬の重要なステップとなります。秋田県男鹿半島は北緯40度とか、西経100度線はアメリカ大陸の中心を通ってるとかとか色々あります。スヴァールバル諸島は、西経20度線が通っている北欧のさらに北にある島。以下は先生が話していたことなので真偽は検証が必要ですがこの島の特徴は

  • ビザがいらない
  • 流氷の仕事があるので仕事に困らない

だそうです。飛行機で行って、ここで仕事をしたら食ってはいける。この島のことをセーフティーネットと思っていたらいいですよ。と話してくださいました。当時のわたしは浪人生をしていて、いってしまえば高卒の無職だし(いってしまう必要は別にないのだけど)、わたしの志望校は自分の実力よりかなり遠かったし、その志望校に入れなければ終わりとまで考えていたので、このセーフティーネットという話がすごく印象に残りました。京大の記事にもあったけど、いざとなったら別の道が取れるとわかった上で今目の前のことに取り組めるのがいいですよね。先生ありがとね。

おわりに

現時点では取り組む体力や時間がなく、ZINEをすぐには作れないのですが、近いうちに実現したいものです。もしもやるとなったら声をかけたい人は何人もいます。動くってなったら声をかけます!我こそはという人がいたらそれも教えてください!

今後についてのお知らせ

2023/11/11(土)開催の #文学フリマ東京37 での頒布を目指してもりもり頑張っていくことにしました!

twitter.com

こちらのアカウントで随時お知らせをしていきますので、ぜひフォローをお願いします。記事やアカウントを拡散していただけますと励みになります。このZINEが必要な人はたくさんいるはずで、たくさんの人に届けたくて、■部頒布することを目指しています。そのためには周知していただくことが必要です。よろしくお願いいたします!

*1:

リカレント教育に関する国の施策はいくつかあり、厚生労働省のホームページにまとめてある。https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18817.html

*2:追記:

社会人学生 Advent Calendar 2022 - Adventarという取り組みもある 

*3:追記:全国の矯正施設に置かれる季刊の求人誌『Chance』というものがある。ピエール瀧が掲載されていて存在を知った。 https://twitter.com/ponjou/status/1467818577386704896?s=20

GoogleToDo を付箋として使う

はじめに

ひとつ前のエントリ「あなたの存在を思い出す」では、好きな絵文字を募集している取り組みについてその背景などをまとめました。

 

dekaimiz.hatenablog.com

いくつかの連絡経路を通してたくさんの方に好きな絵文字を送っていただいて、とてもうれしかったです。関心と愛をありがとうございます。ちなみにいつまでも受け付けています!

この記事の中では、教えてもらった絵文字を出力してノートの表紙に貼り付けて、すぐ目に入る状態にしたいということを言っています。自宅にプリンタがないのも手伝って、工作をするのは少し先になりそうなので、取り急ぎ携帯の待ち受けに掲示することにしました。

その様子

 

うれしい♪ 改めてほんとうにありがとうございます!

わたしは少し前からGoogleToDoのウィジェットを使う形で、ホーム画面に付箋のように何かを貼り付けるということをやっているのですが、とてもおすすめなので紹介します。

使用環境はPixel 4a、Android13 ですが、おそらくiPhoneでもできるのではないでしょうか。→手元で確認できないのですができるみたいです 

ホーム画面に Google ToDo リストを追加する - iPhone と iPad - Google Tasks ヘルプ

手順

1)Googleアカウントを準備する

2)使用する携帯端末にGoogle To Doのアプリをインストールする

3)新しいリストを作成し、タイトルをつける

先ほどのキャプチャでは、「みかた💪」と表示されている部分がタイトルになります。

4)内容を記入する

このサービスはそもそもTo Doリストなので、書いたものが下に溜まっていきます。つまり下が古く、上が新しいということ。一度順番は無視して書いてから並べ替えすることも可能なのでそんなに気にしなくて大丈夫です。

5)端末のホーム画面を編集する機能を使ってウィジェットをホーム画面に追加する

端末に複数Googleアカウントが入っている場合は、アカウントを選択する工程が加わります。

6)表示させたいリストを選ぶ

お気に入りポイント

1)すぐに編集可能であること

似たようなことをしたい時に、テキストを書き込んだ画像を作って、壁紙として設定して対応していたことがあります。この方法では書き込む画像を用意→なにかしらで画像編集をしてテキスト挿入→画像を保存→壁紙設定 と工程が多いため、テキストに変更を加えたい場合煩雑です。一方このやり方ではアプリをひらいて文字を打つことでテキストの編集がすぐにできます。

2)複数デバイスで対応できること

わたしの今の生活で日常的に使用するデバイスは、pixelとmacbook1台ずつなのですが、macbook上でも同じものを見ることができます。PC上では、ブラウザでGoogleカレンダーをひらき、右側のサイドバーのToDoのアイコンをクリックすることで、画面の右脇にリストを表示することができます。

もしもわたしが他の携帯端末やタブレットを使うようになっても、その端末にGoogle ToDoのウィジェットを設定する機能があれば、同じものを同じ方法で設定することができるはずです。(後述)

3)複数付箋をつけることもできる

4)過去に付箋にしていたものが後で見返せる

部分的にいらなくなったらその項目をToDoリスト上でDoneにすることで、タスクは完了とされ、ウィジェット上の表示からは消されます。アプリでリストを開くと完了した項目として閲覧することができます。

少し気になる点

iPad端末が手元にあるので試してみました。apple端末はわたしの使っているAndroidよりホーム画面のカスタマイズ性が低いから、表示領域は限られてしまうみたいです。そうかーー。

その様子

 

あなたの存在を思い出す

手のひらサイズのぬいぐるみチェーンをいただいたことがあって、しばらく経ったあと自室の机から見える位置に飾った。ぬいぐるみを送り主の方の分身だと思ったら、頑張ってるの見てくれてるみたいになるかなと考えたのだった。

友達のアクスタをつくりたいとずっと思っている。アイドルを応援している人がお守りとして持ち歩くのに憧れている。御札とかご神体とか位牌とかもアイデアとしては似てるのかな。

本当はそんなことしなくても大切なひとやものは心のすぐのところにいてほしいけれど、なかなかそうもいかないこともあり、特に今はわたしはそういう時期にいます。怒鳴り声の記憶やうまくいかないときの体の震えとかが心のすぐのところにいてしまっている。ぬいぐるみチェーンを飾ったときのことを思い出して、わたしはあることを思いつきました。

”自分の味方でいてくれる人の好きな絵文字を教えてもらう”

詳細をTumblrの投稿に書きました。ずっと受け付けています。味方でいてくれるのにはいろいろな方法があり、たとえばエントリを読んでくれるのもそのひとつではないかと思います。ある程度集まってシールを作ってノートに貼ったらどこかで見せます!

【これはメモ】

・コンビニの印刷機を使って透明シールを作るのやってみたいな https://parosuke9.com/2023/03/15/i-made-a-transparent-sticker-printed-with-a-pattern-printed-at-a-convenience-store/

・twemojiを使おうと思ってます 今回のことに関係ないけどtwemojiをFont Awesomeライクに使えるの便利そう

【余談】

自分がらくでいられる方法を考えて楽しい取り組みを思いつけて、それを人に呼びかけられてとってもえらい☺️

 

グーグルフォームで記録する

記録をすることがとても好きだ。

いいことを記録しておくことって楽しいけど、そうではないことを残すのはちょっと力が必要だと思う。そうではないことの例としては、散財、暴飲暴食、メンタルの不調などなど。これらに陥っているとき、自分がそういう状態にあるということを直視することのつらさも発生する。

記録のなさからそういうことを読み取ることももちろんできるのだけど、それでもつけておいたほうがいいなと思う。波を予報できたほうが対策も立てやすい。

 

記録しておくことのメリットは広く知れ渡っているので、アプリとかそれ専用の手帳とか色々と手段があるけれど、かなりの確率で挫折する。

その原因のひとつは、何日か前の自分の失態(散財、暴飲暴食、メンタルの不調などなど)を直視したくないとか、記録をサボってしまっていたことを直視したくないとかにありそう。

 

グーグルフォームで記録する

今やってみているグーグルフォームで記録する方法はその点結構いい。入力するのと、入力したデータを一覧で見るのが完全に分かれている。見せるのが早いと思うので見せます。見せられるとこだけね。

入力

まずこれは「支出」というタイトルのフォームの回答を入力する画面。

カテゴリ(ラジオボタンで選択,必須) 金額(短文入力,必須) 品目(短文入力) どこで(短文入力)

日時(日時選択,必須) クレカがどうか(ラジオボタン) 所感(チェックボックス) メモ(段落入力)

必須項目をなるべく少なくして、やる気がないときは少ない手間でできるように工夫している。所感はGOOD BAD その他を設けていて、BADを少なくできるようにできたらいいですね。BADの例→ 家から持ってくるの忘れて仕方なしにその場で買う など。 GOODなお金の使い方をいっぱいしていきたいしさ。

入力したデータを一覧する

グーグルフォームの機能で、集めた回答をスプレッドシートでいじるように設定することができる。スプレッドシートの状態になったらもうこっちのもので、関数でもグラフでも好きなようにしたらいい。

入力する画面と、入力したデータを一覧したり集計したりする画面が分かれていることで、集計作業とか反省とか作戦会議とか 元気で暇のある時にだけやることができる。

それと大量に入力するときはフォームに入力する形ではなく、スプレッドシートに直接入力するという方法をとることができる。

入力したデータを一覧する画面はこんな感じ。

ちなみに、アルバイトを何個かやっているので「収入」という回答フォームも作った。フォームをスプレッドシートに連携するときに、「既存のスプレッドシート」を選択して、支出と収入は同じスプレッドシートで見れるようにした。

 

他のいいところ

  • 携帯でもPCでもどこからでも入力できる、携帯変わっても大丈夫
  • 広告がない
  • 使い過ぎなので節約しましょうとか言われない
    これに至る前に色々家計簿アプリを見てみたけど、あすけんみたいに指示されるものとかあって嫌だった。でもこれはそれもない!
  • Googleがやっているのである程度長くは使えそう
  • カスタマイズができる&カスタマイズするところさえ選べる
    家計簿アプリでカテゴリ登録するときにアイコンと色をいちいち考えないといけないのとか私にとってはまあまあめんどくさい。グーグルフォームの元々のテンプレートみたいなのが充実していて助かる。

運用方法

フォームの回答リンクをブックマークしている。携帯のホーム画面に追加して、銀行とカードのアプリの下に並べた。

携帯にスプレッドシートのアプリも入れているので、入力を一覧する画面も一応携帯で確認できる。

おわりに

去年途中でつけるのやめちゃったけど、お金の管理をまたやってみようと思って、模索して着地に成功したという話でした。最初に触れたけど、メンタルの不調を記録しておくことなどにも応用できるんじゃないかなと思っていて、それも今度考えてみたい。

 

 

2022年ありがとうございました ②(最終回)

今年の3月に「2022年ありがとうございました①」という記事をアップした。

1年というのは、とても長いので年末にまるっと振り返るのではなく、3ヶ月ごとに振り返りを設けるのはどうだろうか という趣旨のものだ。

1月から3月はできたけど、4月から6月と、7月から9月 は投稿ができなかった。3月は春休みでエネルギーが余っていたということと、毎日更新している日記があるからさして必要ないのではという気持ちがあったことが理由だと思う。

日記はあるけど、何百文字とかを何百日分も読むのはとても労力がかかるので、この記事で4月から12月をまとめよう。3月の記事は12個のものをあげていて、年間で50個という気持ちだったのかな。

細かく語ることはできないけれど、印象深いことを書き出してみる。

■出来事(6)

  • ゼミ 
    ゼミ選考の過程で重大なミスなどあったのにも関わらず*1希望のゼミに入ることができて本当によかった。とてもいい選択ができたと思う。来年が卒研に取り掛かって提出する年になるのだけど、やるぞ!という気持ちがある。
  • アルバイト 
    辞めたり始めたり休んだりした。全部ちょっとずつしか勤務していないけれど掛け持ち数が多いので来年はどんどん辞めたい。それぞれのアルバイトにいろんな思い出がある。
  • 就活未遂 
    5月~8月くらいにちょっとやってみていた。こういう企業は嫌だなという例をいくつか見て、逆説的にこういうところがといいなと言う形で志望が少しまとまった。出してる広告がキモすぎる会社とか嫌すぎる。
  • instagramへの態度の変化 
  • フィルムカメラを急に購入
  • 文学フリマ 5月/11月

■よかった(13)

〜音楽・書籍・映像〜(7)

  • 柴田聡子
    今年から聴くようになったアーティストのひとり。Spotifyで今年聴いた曲No.1は「雑感」だった。ライブを3回見たけど、毎回最高だった。柴田さんが楽曲提供していたことをきっかけにRYUtistを知ってRYUtistのことも好きになった。
  • 『個人から分人へ』
    コミュニケーションについてよく考えていた一年だったように思う。この本を面白く読んだのもその一環。本書と関係は薄いけど、コミュニケーションの仕方も結構変わった。思ったことを言う、言われたことをその通り受け取る、という一番シンプルな方法が今はしっくりきている。のちのち「なんでもかんでも言いすぎてたな...」と後悔する時が来るかもしれない。
    人と関わる方法って、「誘われる」「誘う」「運」の3つしかないんじゃないかなというところに行き着いて、誘う回数が増えた。
  • 『日記をつける』
    日記をつけていた。「相手の日記をつけてみる」という節があり、これを参考に友達と日記の交換をしてみたらとても面白かった。面白かったからやってよかったなと思っているんだけど、それ以降日記をどう書けばいいんだろう...ってちょっと迷うようになっったかも。それだけ面白かったということ。
    また、自分の場合はインターネットで日記を公開していて、それを通して得たものがとても大きいと感じている。心のうちの一部を見せびらかすことがどういうことなのか、まだあまり結論は出ていない。日記については1周年の時に文章で詳しく書きたい。
  • 『ひらやすみ』
    頑張るのか、頑張ることから距離を置くのか、ということを何年もずっと考えている。『ひらやすみ』もこの問題を取り扱っていると思う。なっちゃんはとても頑張っていて、ヒロくんは頑張ることから一旦降りてみている、そんなふうに見える。そこまで単純な話ではない。来年も追いかけたい。
  • ままごと「わが星」(映像)
    自分が日記を書いて生活していることと結びつけた部分が少なからずあると思う。感想日記に書いたので省略。
  • レディバード
  • 『すべてのものはやさしさをもつ』
    短歌。歌集を何冊か読んだけど、一番気に入ったのがこれだった。烏滸がましいけれど、自分の世界の捉え方と共通する部分があるんじゃないかなと思っている。

エッセイや日記以外の文章を読むのとか、映画を見るのとか秋口くらいから段々しんどくなってきてるけど、余裕が出てきたらどんな感じでやってたか思い出せるといい。

〜アイテム・行為〜(6)

  • スマホショルダー 
    普段の外出時はスマホショルダーにカラビナ付きの財布をつなげ、文字通り身につけて紛失を防いでいる。
  • スケッチブック

    絵を描くことがめちゃめちゃ好きになった。「スケッチして抱きしめる」というエントリを前に出したけど、それとは関係なく最近は絵を描きたくて描いてる気がする。もっとうまくなりたい。
  • レシートのスクラップ

  • 高校からの友達3人で出かけた夜、月がすごいデカくてみんなで嬉しがりながら月みたの最高だった。あと月食もあった。
  • マークダウン
    マークダウンと言う書式を教わる機会があった。マークダウンのことを知ってから、階層を意識して物事を理解しようとするようになって、それがとてもよかったと思う。講義のメモはグーグルドキュメントで書いてるのだけどグーグルドキュメントで一部の記法が使えるので秋学期からは重宝している。箇条書きとインデントとしか使ってないけど。そういや『ライティングの哲学』はずっと読みかけなので読みたい。
    階層を意識しながらきっちり書くのも大事だけど、厳密なことを考えずにどんどん話題をずらしたり膨らませたりすることの良さもある。雑談的な良さというか。発散。友達が私の特性として「違う話にする技術がめちゃ高いし、そこ素敵なところなのでどんどんやってください」と言ってくれた。嬉しい。きっちり書くのはキーボードを通してパソコンでやって、雑談的にゆるく書くのは手書きのノートでやると言う棲み分けがうまくいきそうな感じがする。
  • リビングのタブレットで好きな曲再生するやつ

    食卓の上にFireタブレットがおいてあって、それを使ってyoutube上の自分が気に入ってるものをかけあうというくだりが時々発生するようになった。母はなつやすみバンドとか気に入ってくれた。趣味を少し共有するようになったのが嬉しい。

■気づき(7)

  • めんどくささ と なくしもの について

    2022年はトラブルの年でもあった。携帯どっか行っちゃう(日々)、イヤホンどっか行っちゃう(日々)、財布落とす、携帯を服のポケットに入れたまま洗濯して壊してしまう などなど。書き連ねることって時に残酷である。
    ある時、「◯◯ってめんどくさいよね」「うん、工数めちゃ多いもん」と言う会話を友達とした。めんどくささと工数の多さがかちっと結びついたきっかけとなった。財布を落とすのは、財布をしまわずに握りしめて歩いているからで、それは財布をしまうのを手間だと感じていたからだ。財布をしまうのは意外と手間ではなくて歩行を止めれば良いと言うのがわかったし、今は財布をしまう手間がないようにスマホショルダーにくっつけて持ち歩いている。

  • タスクも小さいタスクの塊にすればかなり処理しやすい

     

    やることリストを減らしていくための身動きが取れない理由も、なんとなくわかってきた。自分の場合は何をやればいいのかわからずに立ち往生している。twitterは何をやればいいのか大変わかりやすくてめちゃ見ちゃう。何をやればいいのかだけ考えると言うことに焦点を当てると意外とできる気がする。気分が乗らなくてほんとになんにもできないときも全然ある。

  • 見えないと忘れる
    筆箱とかかばんのなかのポーチとか中身の見えるデザインのものに変えた。
  • 脱力できていない


    脱力についてはもっと考えたい。
  • 挨拶すごすぎ

  • 人と話すのがいちばん楽しい
    話してい楽しい人と出会えたと言うことでもあるね。よかったね。今までがそうじゃなかったってことでもないんだけど、とにかくよかった。

  • 寒い時は力を振り絞ってあったかくするとかなりいい
    防寒をする中で、暑くなった場合すぐ脱げばいいという話もある。そのための脱ぎ着しやすい服装を考えたら良い。今シーズンは、薄手の長袖→厚手のトップス→コート って構成で服を着ていることが多く、それで体温調整に困らなくなった。来冬の私へ おすすめです。

そのほか

そのほかです。

おわりに

一つ一つの言及が浅く全体的に駆け足になってしまった。ごみネットの記事書いたときも思ったけど、日記でダラダラ書いてるのに慣れている分、趣旨を絞って書くのはまだ得意じゃないみたいだ。磨きがいがある。
すごく良い年にできた気がする。ビューティフルデイズ2022は降って湧いてきたのではなくて、2021までの日々の続きとして現れた。2021までの積み重ねがビューティフルデイズ2022をもたらした部分があるということに自覚的でいたい。来年の走者の人もいい走りっぷりを見せてくれるはず。おしまい!

*1:もうこんなこと絶対に繰り返さないこと。

アーティストのサポートメンバー 他者と生きていくこと

眉村ちあきの音楽隊−episode2− 2022.10.30 LINE CUBE渋谷 の配信映像をアーカイブで見た。

眉村さんはアーティストでシンガーでアイドルでプリンセスでめちゃくちゃかっこよくて最強で燃えるように光っていた。

眉村ちあきの音楽隊は眉村さんを隊長として、越智俊介(Ba) 兼松衆(Key) qurosawa(Gt) 小西遼(Sax) 吉田雄介(Dr)のメンバーから構成されている。

越智さん https://www.ochi-shunsuke.info/

兼松さん https://www.nichionsakka.com/shu-kanematsu

qurosawaさん https://mikiki.tokyo.jp/articles/-/21207

小西さん https://www.ryokonishi.com/profile

吉田さん https://tricot-official.jp/profile/

音楽にすごく詳しい方ではないのだけど、それぞれのお名前で調べてでてくる情報を見ると邦楽でなにかしら好きな曲とかアーティストがある人は誰かになんとかたどり着くんじゃないかという感じがしてしまう。

MCの中で、眉村さんはほんとうは全部自分ひとりでできる人でいたかったというお話をされていた。でもひとりで生きていけるひとがいないのと同じで、こうしてバンド編成も楽しく活動しているとも言っている。(←雑なのでかきなおす)

音楽隊は眉村さんの拡張であり、また観客やファンの代表であり、そして音楽隊メンバーひとりひとりの個でもある。共同体としてすごく理想的なあり方だと思う。全員最強であつまればより最強って感じがするし、それぞれのバックグラウンドや経験が少し融けて混ざり合っているのも普段は別々なところにいる人たちが集結しているからこそのものなのだと思う。ライブアレンジのJAZZっぽい感じとかね最高級にかっこよかった。

バンドとかユニットとか、アイドルグループやお笑い芸人の相方とかもいつも同じチームでお互いのことをすごくよくわかっていて背中をあずけあって運命共同体でというのにももちろんすごくすごく良さがある。表現活動だけじゃなくても、長年の仕事のチームとか、そこにはほぼ他者が存在しないんじゃないかという形で愛し合ってるふたりとかも、そうであるからこその美しさがある。

でも自分が他者と作りたい関係ってのは今はサポートメンバーみたいなやつだなって思う。それぞれがそれぞれ生きて、ときどき集まって、集まったことを持ち帰りつつそれぞれ生きる。それを繰り返す。それは自分以外の人を中心にしても行われていて、結果としていろんな人と生きていくことになる。そういうことができたらすごくいいと思う。

話はまた音楽活動に戻って、思い返せばソロの人とかユニットでも外からサポートを招いてという形態やそのライブをいくつか見たことがある。カネコアヤノのバンド編成、柴田聡子のin FIRE、Chelmicoにおける%Cもそんな感じかな。あとライブじゃなくても楽曲のfeaturingで他の人とコラボするのとかも大好き。featuringってあなたが好きだから一緒につくりませんか みたいなところがあって、そのリスペクトもそれに応えて最高の仕事をするのもそれが世にでてるというのも、全部かっこいい。

 

 

眉村ちあきの音楽隊−Episode2−のアーカイブ配信はeプラスにて3500円で販売している。11/6まで。

https://eplus.jp/sf/detail/2784630001

 

 

スケッチして抱きしめる

今年に入って絵を描くことが増えた。

https://3z4bf5.tumblr.com/post/693113928544354304/20220820

3z4bf5.tumblr.com

そもそもは、画像をあげたいけど撮影や投稿の段階で躊躇を伴うという状況で手段として絵を描いていた。個人情報の特定につながる写り込みを防ぐなどといったネットリテラシーを守りつつインターネットで公開したいという目的を達成するための手段。だから創作だと思ってやっていない。

大学で建築の授業を取って平行定規を使ったパースの描き方を教わったりゼミで人体の構造を学ぶために『ソッカの美術解剖学ノート』を輪読したりした。中高で美術を選択せずあまり触れてこなかったので、大学でかじることができるのは嬉しい。ちょっと上手くなるとお絵かきが楽しくなっていって、最近はA6のスケッチブックを持ち歩いている。SNSにあげることを目的としないスケッチもある。人からもらった食べ物のパッケージを忠実に描く、いい表情をしている友人の写真を模写してみる。線だけのスケッチでもある程度は時間がかかる。その間は別のことをあまり考えない。ここにあるな...こことここの距離はこのくらい...とか眺めて観察して描く。写真をおこす時はピンチアウトとして細部を見る。それで初めて気づくこともある*1

ある時寿司がどうしても食べたくて、じっくりと寿司を描いて欲求を鎮めた*2。描いてる時には対象物のことを見て考える、頭の中に目立つところにどーんと据える。そうして気が済んだんだと思う。

覚えておきたいものや欲しいものをスケッチするのは自分なりの物事を大切にする方法だ。見返すと対象物本体と描いた時の自分を二重に思い出せてお得だ。写真、文章、詩歌、曲、リリック、音声、ツイート、全部の記録メディア*3に共通することかもしれない。記録がさ好きなんだよね...。

*1:気になるモノを描いて楽しむ 観察スケッチという本もあった。面白そう。

*2:ゲゲゲの女房にあった、雛人形を買うお金がないので襖に雛壇をかいて代替にするというシーンを覚えていて真似した。

*3:創作や表現のことも記録メディアと思っているところがあるみたい。